私たちは、違う道を歩み始める






同じようで違う道








どう足掻いても



何をしても






私の道と貴方の道は違うから




手を伸ばしても届かないほど





遠く


遠く


遠く











私の隣で笑う人は貴方じゃなくて



貴方の隣で喜ぶ人は私じゃなくて




クネクネと曲がった道をたった1人で歩いてる




孤独よりももっともっと悲しいものを背負いながら



信じられないほど



長く


長く


永く











貴方が私の隣で笑ってくれていれば


どんなに楽で…楽しい道だろうか




闇に隠れて泣いても


誰も気づかない




貴方が疲れて歩くのを辞めてしまっても



私は感じることすら出来ない










歩けば歩くほど貴方から離れていってしまいそうで



この道の先にある可能性を知らずに





今、私は歩むのを破棄した
















「好きな人が出来たから、別れてほしい」





「…え?」





「だから…わ「いいッ、言わなくて…いい。分かったから…」




「…」





2人の間に沈黙が流れる












「日吉くんは…誰を好きになったの?」





「…言わないといけないのか?」




「そういうのじゃないけど…」




「なら、言う必要はない。」






「…日吉くんはもう、私のこと好きじゃないんだよね?」




「………ああ……」







「いいよ、別れても…


 日吉くんに無理してもらって一緒にいて貰っても苦しいだけだから」






…」





「じゃぁ、頑張ってね。


 それと…私から最後になんか言ってもいいかな」



「あ、ああ」






「日吉くんが誰かとまた、新しい恋に落ちたとき



 私はもっと日吉くんを好きになる。


 日吉くんしか愛さない。…ごめん、なんか迷惑なこと言ってるね…忘れて?」






「…じゃぁ、な」



「うん」








貴方を愛せなくなるときは、きっとこない





永遠に私は日吉くんを好きでいる



それいがい、今も明日もその先の未来も考えられない








−ほら、私たちは似ているようで全然違う道を歩き始めた−