親友というカタチは
友達よりも、深い関係で
恋人よりもずっと楽で
何よりも、近いモノだった
甘味料
「23回」
「へ?」
「のあくびの数〜。
今ので23回目だぜぃ!」
「あー、昨日眠れなかったから…」
「何で?」
仁王とキスしたこと悩んだのよ!
なんで私、拒まなかったのかなって
今思えば、あの時嫌がっていたらブン太と…別れることはなかったのになぁって
後悔して、寝れなかったんだ
なんていったら、ぶん太が困るから!!
言わない
「言わない。内緒、内緒」
「どーせ、菓子のことだろぃ?」
「違うから、そんなブン太みたいなこと考えないし!!」
このデブン太が!
「…今、デブン太って考えなかったか?」
「え…そ、そんなこと考えてないヨ!?」
ブン太、黒魔王疑惑!?
「黒魔王じゃねーよ」
ホラー!!
絶対、絶対黒魔王だって!
心読んでるって!!
「絶対、ウチの黒魔王と青学のにっこり魔王に影響されてるって!!
いーやーぁ、ブン太は純粋でいてほしかった!」
「…。よかった」
「は?」
「いや、俺があんだけワガママした後だから、もっと落ち込んでるかと思ってたんだけどよ
元気そうでよかったぜぃ」
「んー…落ち込んでたら、ブン太が悲しみそうだし?
親友になったんだから…楽しもうよ!」
「おうッ
でも、黒魔王疑惑は聞き捨てなら無いぜぃ?」
「…」
怖い
目の前の赤い髪の男の子がとてつもなく怖い!!
なにこの、どっかのニコニコ魔人達のような笑顔!
「オレをユキと一緒にすんな!」
「またもや、読心術!?」
「…否定はしないぜぃ」
否定しなかったよこのコ!!
ちょっとは否定しろよ
「あぁ!!
忘れてた!黒魔王から伝言で、体育祭の部対抗リレーの練習するから放課後は部活ナシだって。
そのかわり体操服でテニスコート集合!」
「ん…」